ウズベキスタンのお金の話―両替から物価まで―

日本人のビザなし渡航が始まり、ウズベキスタン旅行を考えられている人も多いと思います。

今回はウズベキスタン旅行で気をつける、お金の話をしたいと思います。


ウズベキスタンのお金

ウズベキスタンのお金の単位は sum(スム) です。

キリル文字ではсўм、ウズベク式アルファベットではso‘mとも書かれます。

紙幣や硬貨の種類は、

100スム、200スム、500スム、1000スム、5000スム、10,000スムの紙幣があります。

(実は硬貨も1, 5, 10, 25, 50, 100スムのものがありますが、ほとんど流通していません。)


100スム札もあまり使われていないと感じました。


レート

2019年8月7日のレートでは、

日本円ースム 1円―82sum

米ドルースム 1USD―8,705sum

このようになっています。

日本人(円使い)の感覚では、大体「0を2つとれば円」という感じです。


2,000スム→20円(その時のレートによって、ちょっと上、下など考える。)

と、市場でもすっと計算できますよ。


ちなみに、ウズベキスタンでは数年前までは、空港やホテルよりブラックマーケットで両替した方がレートが良くなる、ということがありました。

しかしその点はすでに2017年には整備され、2019年2月時点では、どこも同じレートで両替するようになっていました。


両替準備

ウズベク人は「最近では日本円でも両替できます」と言っており、たしかにそうなんです。

確かにそうで、上から2つ目の日本円(JPE)を見てください。

日本円も換えられます!!!

日本円のレート。これは2019年2月のものなので、現在より少し悪いですね。

日本円とドルの関係によっては、ドルで買えた方が良い時もあるかもしれません。


ここで注意

米ドルを準備するときは、米ドルに★などのスタンプがついていないか、確認して下さい。

ウズベクの両替屋やホテル、銀行でも、スタンプの付いたものはダメ!と言われるケースが多々ありました。

銀行が付けている印でも、だめだそう。

ちなみに3人くらい、紙幣に紫の★がついていていろいろなところで断られました。



ウズベキスタン国内で両替するには

私がホテルや銀行で両替したとき、

換えたい紙幣、パスポート が、あれば大丈夫でした。


紙幣とパスポートを渡すと、金額を教えてくれます。

それでよければサインをしたら、両替してくれます。


ちなみに私はロシア語の用紙はよくわからず、変なところにサインしておばちゃんにため息をつかれました。


物価

物価は安いです。

インドネシアよりちょっと安いです。

コーヒー類は50円~90円

サラダは100円~200円(しかも数人分)



サラダとデザートメニューは100円~300円


メインっぽいノン(パン)は20円、タシケントピラフは100円、140円、160円を選ぶことができます。

ちなみに15900スムのタシケントピラフ、日本人7人で2つ頼んでシェアして、いい感じでした。


おつりのアメちゃん

最後に個人的に一番びっくりしたことは

スーパーで買い物した時、おつりをアメちゃんでもらったことでした。



20スム(だったと思うけどちがうかも)のおつりが、こうなったそうです・・・



以上、ウズベキスタンのお金事情をまとめました!

渡航される方は参考にしていただけたら、嬉しいです!


ウズベキスタン情報発信サイト―日本ウズベクOVOZ

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